「―――ってわけで、友達からやり直しませんか?」
 6ヶ月ほど付き合ってきた恋人のような女性にメールを送る。
 いやまぁ、れっきとした恋人だったのだろうが、俺にも色々と考える事くらいある。
 2時間ほどして妙に長い『・・・』――此れなんて名前だっけなぁ?――を頭に掲げた「わかりました」という返信が返ってきた。
 これで、舞台がまたひとつ出来上がった。
 今が一年浪人している大学1年だから・・・・大体6年か?
 中学校二年の時からこつこつ積み上げてきた計画が、そろそろ完成しようとしている。
 順調、とはいかなかったが大体は計画通りすすんできた。
 計画に何らかの狂いが生じない限りは、俺自身は脇役にしかなれない計画だが、そういう奴も必要だろう。
 後は舞台設定と、時期的な問題か・・・・。
 こっからはパラレル要素が強いな。
 こっから先の部分は俺自身の計画としても14通りの道がある。
 現実に予測不可能な事象が起これば、さらに道は広がるだろう。
 つまりここからは、『いくつもの可能性のひとつ』なわけだ。
 違う世界の俺は、また違う計画の進め方をするのかもなぁ・・・・・。
 まぁいい、俺は今のこの俺の計画を勧めよう。
 俺たちが読まれ作られているのかはここでわかるかもしれない。
 さぁ、定運命脱出運動の始まりだ!
 ――――――とはいっても・・・。
「まだ準備完成しているわけじゃないんだよなぁ・・・」
 先は長い、のかなぁ・・・・?

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