世の中には自分を不幸だと嘆く人が多くいる。
その大半が、自分を不幸だと認識して不幸になっている。
そして更にその大半は、不幸になりたくて不幸になっている。
勿論、例外はいるだろう。
例外がないことは殆どない。
勿論其れにも例外はあるが。
さて、話は例外の定義じゃない。
不幸。
良くあるたとえを引用すると「同じ量のクッキーを『まだこれだけある』と思うか『もうこれしかない』と思うか」、それが不幸な人と幸福な人の差として大きなものなのだろう。
不幸な人になっている人の多くにいえること。
それは「自分が不幸だ」と思っていることが、不幸なんじゃないのかな?
貴方の不幸がどれほど大きなものか知らないから、私が書いていることがあなたに当てはまるかもわからない。
でも、比較位して欲しい。
私は昔、自分は不幸だと思っていた。
好きな人が死に、親の会社が倒産し、同級生の大半からは無視された。
夢が見つからず、病気がちで、頭も運動神経も悪かった。
よく「俺頭悪いから」と頭の良い人が言う頭の悪さとは違うとおもう。
具体的に言うと、入試で1教科2点とかとった。
クラスで2番目くらいに遅かった。
それでも、色々あって生きていた。
死ぬのが怖かったというのもあるけどね・・・。
一時的にではあるが、死ぬのが怖いと感じなくなったときもあった。
自殺したいとかじゃなく、誰かの為に死にたいな、と。
そのあとすこしして、誰かの為に生きていたいと思うようになった。
この辺りから、自分を不幸だと思わなくなった。
何で思わなくなったのかは、まだわからない。
でもそういうものらしい。
どっかで何かがあって、自分を不幸と思うことが減った。
きっかけに思えることはあるが、それが本当にきっかけかはわからないし、貴方にとってのきっかけと同じことになるとも限らないので、書きはしない。
今私は、自分を不幸だと思ってもすぐに立ち直れる。
別に忘れるわけじゃない。
不謹慎かもしれないが、それを楽しみに変えているからかもしれない。
切り替えられるようになったきっかけは、やっぱりわからない。
でもまぁ、逃避とは違うと思うし、悪い変わり方じゃないと思う。
とりあえずあれですよ。
私みたいになれとはいいませんけどね。
もし、不幸なことがあったら、こう思ってみてもいいんじゃないかなぁ・・・。
「これがきっかけで、私の人生は変わる」
変わらなかったら次の不幸できっと変わるよ。
不幸ほど、大きなきっかけはない。
自殺しようと思ったことがある人ならわかるんじゃないだろうか。
生きている価値がないと思ったことがある人ならわかるんじゃないだろうか。
生きている状態から死という別の空間へ。
これほど大きな変化を招くのが、不幸です。
変化があるんだ、それが悪い方向だけとは限らないじゃないか。
不幸になったきっかけはなんですか?
それまでが幸せだったから、比較して不幸になったんだろう?
幸せという大きな変化から不幸が生じたんだ、不幸という大きな変化から幸せが生じたっていいじゃないか。
ま、どう思うかは人それぞれ。
結局、私が言えるのはそれだけに過ぎない。
人一人変えるだけの決定的な力がない。
無力だ。
ああ、不幸だ・・・・。